ベターホームがおすすめする2つの発酵乳、ケフィアとヴィーリ。牛乳に菌を入れて常温で発酵させて作ります。
お気に入りの牛乳で作れるのが手作りならではの楽しみですが、実は低脂肪乳、豆乳、生クリームでも作れるってご存知ですか? たまにはいつもとちがう種類で作ってみると、新しいおいしさを発見できるかも!
いろいろな牛乳で味わい比べ

高脂肪、低脂肪、無脂肪の牛乳でも
脂肪分が多ければ濃厚に、少なければあっさりした味に。たまにはいつもとちがう味を試してみるのも楽しい!通常1リットルの牛乳にケフィア菌またはヴィーリ菌1袋を入れますが、少量試してみたい時は、500mlの牛乳パックで作ってもOK。少量作る場合でも菌は1袋を使います(菌がかたよって入ると発酵しないおそれがあるため)。
※低温殺菌牛乳を使用する際は、一度鍋に移して煮沸してから使用してください(弱火で5分煮立て、30度以下に冷ましてから菌を入れる)。
※食品表示欄に「乳飲料」と記載のものではケフィアはお作りいただけません。ヴィーリはお作りいただけますが、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳はヴィーリでは固まりません。
※オーツミルク、アーモンドミルクでは作れません。
ケフィアは無調整豆乳でも作れます

ヘルシー派の方に人気
最近話題の豆乳ヨーグルトの感覚で豆乳ケフィアを。無調整の豆乳なら、牛乳と同じようにケフィアが固まります。ケフィアの乳酸菌と、乳酸菌のエサになる大豆オリゴ糖が一緒にとれるのがうれしい。牛乳で作るより酸味があります。酸味が気になる方はフルーツやジャムなどを加えると食べやすくなります。
※豆腐屋で売っている豆乳は殺菌温度が低い場合があるため、ケフィア作りにはおすすめしません。
※ヴィーリは豆乳では作れません。
生クリームで作っても

生クリームだけや牛乳とのミックスでも
ヴィーリの故郷フィンランドには、ねばりが特徴のヴィーリと、ねばりがなくクリームタイプの「ケルマヴィーリ(Kermaviili)」の2種があり、料理やお菓子作りにはケルマヴィーリが使われることが多いそう。生クリームとヴィーリ菌を使って再現したところ、コクがあっておいしい! ケフィア菌でも作れます。生クリームと牛乳を混ぜたものでも作ってみました。
クリームケフィア/クリームヴィーリ
生クリームだけで作ると、クロテッドクリームやサワークリームのように固まります。ケーキに添えたり、スコーンやパンに塗って食べたり、ボルシチやビーフストロガノフ、ベイクドポテトに添えても。ヴィーリの方がより濃厚です。
※生クリームは植物性油脂の入らないものを使ってください。食品表示欄に「クリーム」と記載があるものが目印。
【作り方】
生クリーム150mlのパックにケフィア菌またはヴィーリ菌1袋を入れ、口を閉じて軽く振って混ぜる。常温で約1日発酵させる。
※生クリームは冷蔵庫から出したての冷たい状態だと菌が混ざりにくいので、常温に戻してから菌を混ぜるのがおすすめ。
リッチケフィア/リッチヴィーリ
牛乳に生クリームを混ぜてケフィアやヴィーリを作ると、濃厚でリッチな味になります。中途半端に残った生クリームの活用法としてもおすすめ。
【作り方】
1リットルの牛乳パックから加える生クリームの量以上の牛乳を出す。牛乳パックに生クリームを加える。ケフィア菌またはヴィーリ菌1袋を入れ、口を閉じて軽く振って混ぜる。常温で約1日発酵させる。少量試してみたい時は、500mlの牛乳パックで作ってもOK。少量作る場合でも菌は1袋を使います(菌がかたよって入ると発酵しないおそれがあるため)。
※牛乳と生クリームの比率はお好みで。ベターホームでは牛乳300mlに生クリーム150ml(牛乳:生クリーム=2:1)で作りました。
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【ケフィア菌】
1リットルの牛乳にケフィア菌1袋を入れておくだけ。ヨーグルトのような発酵乳「ケフィア」が手軽に作れます。6種類の乳酸菌と2種類の酵母との複合発酵。酸味が弱くやさしい味わいで、酵母の豊かな風味が人気です。
<商品詳細>
- 20袋入り、10袋入り、まとめ買いがあります
- 原材料/脱脂粉乳(カナダ製造)、乳酸菌酵母菌末(乳成分を含む)

【ヴィーリ菌】
ケフィアと同じように作れます。ケフィアよりさらに酸味が弱く、とろとろ・ツルツルとした楽しい食感と粘りが特徴。
<商品詳細>
- 10袋入り、まとめ買いがあります
- 原材料/脱脂粉乳(国内製造)、乳酸菌末(乳成分を含む)
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