上品なうまみと爽やかな香り、ほどよいコクの煎茶です
静岡市を流れる安倍川上流の「玉川(たまかわ)」と「松野」。日本一の茶処静岡の中でも歴史ある「本山茶(ほんやまちゃ)」の産地のひとつです。「お料理教室の先生がつくった煎茶」は、この2つの地域の茶葉を使用しています。「玉川」は山あいの小さな茶産地。深い川霧が茶葉に照りつける日差しをやわらげ、お茶のうまみと甘みをじっくり育みます。「山の香り」と言われるフレッシュな香りも印象的。この玉川のお茶に、日当たりのよい松野地区の緑鮮やかな深蒸し茶をブレンドしています。2024年も5月末に新茶が届きました。
ベターホームのオリジナルブレンド
2017年に「お料理教室の先生がつくった煎茶」が誕生するにあたっては、ベターホームのお料理教室の先生たちの希望にあわせて平岡商店の平岡佑太さんにブレンドをお願いしました。先生たちが伝えた希望は、「毎日飲んでも飽きない味わい」「お菓子と合わせるのはもちろん、食事にも合うお茶に」「水色(すいしょく)も美しく」。ブレンドされたお茶を、先生たちが試飲を繰り返してできあがり、発売以来多くの方にご愛飲いただいています。
平岡商店の取り組み
平岡商店は、山あいにある「玉川」で、茶園・製茶工場を自社で営んでいます。茶園の運営を始めたのは2020年のこと。もともと玉川地区に製茶工場を持ち、2件の親戚の営むお茶農家から荒茶を仕入れて製茶・ブレンドを行っていましたが、平岡商店のお茶の味わいの根幹である玉川のお茶を守るため、後継者のいない1件から茶園を引き継ぎました。
平岡商店三代目の平岡佑太さん、宏太さん兄弟のうち、宏太さんが就農。恵まれた自然環境の中で、土づくりからこだわり、豊かな香りと深い味わいを持つお茶を生育しています。また、減農薬栽培への取り組みも行い、ドイツの検査機関であり、非常に厳しい基準を定めるユーロフィン社の分析の結果、有機塩素系農薬、有機リン系農薬などの残留農薬の検出はゼロという結果が出ています。
兄の佑太さんが、荒茶への加工を担当。茶摘みの時期には、毎日山の上にある製茶場で、深夜0時から6時間近く加工に当たっています。なぜ深夜から行うかというと、昼間に摘んだお茶を「萎凋(いちょう)」させてから加工するため。萎凋というのは茶葉をしおれさせることで、この工程を経ることで、まろやかな香りと、より旨味のあるお茶になります。日本茶ではめずらしい製法だそうですが、玉川地区では伝統的にこの製法を継承しています。
佑太さんは2023年に「茶審査技術十段」通称“茶師十段”に認定されました。これは“お茶のオリンピック”とも言われる「全国茶審査技術競技大会」で認定される資格で、十段が最高位。70年の長い歴史の中で、十段の称号を与えられたのは、わずか23名だけです(2023年時点)。
「お料理教室の先生がつくった煎茶」は、この二人により大切につくられ、今年も皆様のもとに届けられます。
【お料理教室の先生がつくった煎茶】
まろやかな味わいで後味はすっきり。ベターホームオリジナルブレンドです。
<商品詳細>
- 内容量/100g
- 原材料/緑茶(静岡県産)
【お料理教室の先生がつくった煎茶ギフトセット】
3袋入のギフトセットです。
<商品詳細>
- 内容量/100g×3袋
- 原材料/緑茶(静岡県産)